下田公園とは？

当館からは車で約6分。東京ドーム約7個がすっぽり入るほどの広い敷地には、あじさいや椿、ツツジなどが群生しています。自然を思い切り満喫できる伊豆のネイチャースポットとして、子供連れのご家族やカップルに人気の観光スポットです。ここは北条氏の水軍根拠地だった下田城（鵜嶋城)が建っていた場所としても有名な場所で、現在も土塁・空堀を見る事ができます。そして園内に3か所ある展望台からは、伊豆下田市街と下田港を一望することができ、その展望に感動する方も少なくありません。

魅力その
季節の花と自然を満喫

観光スポットというとにぎやかな場所というイメージが強いですが、この公園はいつもゆったりとした時間が流れています。心地よい静けさと植物に囲まれた園内は、地元の方の散歩コースとしても人気です。園内には四季折々の花が植えられており、春にはツツジや桜、初夏にはあじさい、冬には椿が満開となり、来場者の目を楽しませてくれます。特に有名なのが初夏のあじさいで、毎年6月に開催される「あじさい祭」は、一目伊豆のあじさいを見ようと全国各地から子供連れのご家族を始め多くの観光客でにぎわいます。特筆すべきは、訪れた人々が圧倒されるほどのあじさいの数！園内には約15万株300万輪、100種以上のあじさいが植えられており、360度色とりどりのあじさいに囲まれる非日常体験を味わうことができます。圧巻の美しさを誇る満開のあじさいは必見。まるで自分が万華鏡の中にいるかのような疑似体験ができてしまいます。

魅力その
絶景ポイントをご紹介

下田公園には「お茶ヶ崎展望台」「馬場ヶ崎展望台」「志太ヶ浦展望台」と、3か所の展望台があります。昔物見やぐらだった場所にある「お茶ヶ崎展望台」は、対岸に“須崎半島”、右手には“狼煙崎”や“「下田海中水族館”が望めます。「馬場ヶ崎展望台」からは伊豆の青く美しい“下田湾”はもちろん、陸と堤防で結ばれた“犬走島”が見渡せます。そして高い位置にある「志太ヶ浦展望台」からは、遮るものは何もない伊豆下田の海を一望。入り組んだ湾岸線に遥か彼方で光る水平線はまさに絶景。3か所それぞれの魅力を堪能したい方は、全ての展望台を制覇するのもおすすめです。

魅力その
その他の見どころも満載

展望台からの絶景も素晴らしいですが、園内にはその他の見どころもたくさん！黒船祭の式典メイン会場でもある開国広場の奥には昭和28年に建立された「開国記念碑」があります。こちらは下田開港100周年を記念して作られたもので、「開国記念碑」の文字は当時の内閣総理大臣“吉田茂”によるもので、右にはペリー、左にはハリスの像とふたりの言葉が刻印されています。歴史好きにはたまりませんね。そして園内にある「幸福稲荷神社」にもぜひ参拝を。創設時代は定かではないものの、少なくとも1700年代には既にあり、長い間伊豆の方々を見守ってきました。古くは「金花（きんか）稲荷」と呼ばれ、1843年に下田奉行・土岐丹波守の着任の際に再建された後、現在の「幸福稲荷神社」と呼ばれるようになったと伝えられています。

下田公園が子供連れのおでかけにおすすめな理由

自然溢れる場所だからこそ群生する美しい花々を間近で見たり、伊豆下田の絶景を見るために家族みんなで汗をかきながら歩いたり。普段の生活で“できそうだけどできないこと”が、下田公園では実現できます。自然と触れあって笑顔いっぱいの子供たちを見られることは、親としては何物にも代えがたい特別な時間なはず。家族全員が楽しめる下田公園で、素敵な思い出をまたひとつ、増やしてみてはいかがでしょうか。

下田公園（城山公園）への
アクセス

下田公園の
基本情報

住所	〒415-0023 静岡県下田市三丁目3−1174
電話	0558-22-3913（下田市役所観光交流課）
ホームページ	https://www.shimoda-city.info/event/ajisai.html

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。
必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。