堂ヶ島天窓洞とは?

天窓洞がある西伊豆町の堂ヶ島は、「伊豆の松島」とも呼ばれる非常に風光明媚な土地です。海岸全体を「伊豆西南海岸」と名付け、国指定の名勝となっています。そんな堂ヶ島にあるのが、凝灰岩の海蝕によってできた天窓洞。洞窟の天井から差し込む自然光は海をエメラルドブルーに染め、神秘的な光景を作り出します。その美しさは、イタリアの「青の洞窟」を彷彿とさせるほど。一目その光景を目にしようと国内外から多くの観光客が訪れる、伊豆を代表する観光スポットのひとつです。クルージングと遊歩道のどちらからでも楽しめるので、子供連れのご家族も安心して観光できます。

魅力その
天窓洞はどうやって誕生したのか

実はこの天窓洞、最初からこの形をしていたわけではありません。凝灰岩が長い長い時間をかけて、少しずつ海水に侵食されて洞窟になり、やがてその洞窟の天井が抜け落ち、今の神秘的な美しさを誇る天窓洞が誕生したのです。歌人与謝野鉄幹・晶子夫妻がその美しさに感動し、「島の洞 奥に窓あり 潮ゆれて 孔雀の色を 我が船に投ぐ」鉄幹。「堂ヶ島 天窓洞の 天窓を 光てくだる 春の雨かな」晶子。と短歌を詠んだことでも有名です。一度見た人の心を掴んで放さない堂ヶ島の天窓洞、生きているうちに見ておきたい絶景のひとつとも言われています。

魅力その
クルージングと遊歩道、どちらからでも楽しめます

天窓洞へは船に乗って洞窟まで行くクルージングと、洞窟を上から眺められる堂ヶ島遊歩道コースの2つがあります。船で行くコースは遊覧船で行く「洞くつめぐり」とクルージングで行く「プレミアムクルーズ」「ジオサイトクルーズ」の3コースから選べます。波しぶきをあげながら進むクルージングを楽しみながら天窓洞に向かうと、ぽっかりと天井が開いた幻想的な洞窟が現れます。柔らかい光が天窓から差し込み、エメラルドに光る美しい海。天窓洞に着くと、船は全面ドアを開放し、数分とまってくれます。絶景とともに家族写真を撮るもよし、絶景をひたすら目に焼き付けるもよし。思い思いに過ごしましょう。そしてもうひとつの遊歩道コース。堂ヶ島遊歩道からは、天窓洞を上からのぞき込めるポイントがあります。遊歩道からは洞窟内の海に浮かぶ遊覧船が見え、海からとは違った視点で楽しむことができます。クルージングと遊歩道、どちらもそれぞれの魅力があるので、時間に余裕のある方はぜひ両方行ってみてくださいね♪

堂ヶ島天窓洞が子供連れのおでかけにおすすめな理由

国外問わず、絶景と呼ばれるその景色を、人は何度見ることができるのでしょうか。もし可能なら、息を飲むほどの美しい景色をたくさんお子様には見せてあげたいですよね。堂ヶ島天窓洞は、国内で見ることのできる絶景のひとつです。その景色と、家族で見たという思い出は、きっとずっと色褪せずに輝き続けることでしょう。

堂ヶ島天窓洞への
アクセス

堂ヶ島天窓洞の
基本情報

住所〒410-3514 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科 字堂ヶ島
電話0558-52-1268(西伊豆観光協会)
ホームページ https://www.nishiizu-kankou.com/sightseeing/cwincave
ホームページ https://dogashimamarine.jp/(クルーズ情報サイト)

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